さくらクリニック博多ニュース: 再発乳癌をUnited GEPにて、完治誘導後千日目も良好です。

高血圧症にてディオバン(40) 1 T / 1 x M を服用中のKrankeです。
2007. 8._ 左乳癌が見つかる。 アロマシン(6年間服用)と放射線治療を行った。
2007.11.00 φ30mmの腫瘤を摘出
2015.12.29 さくらクリニック博多へ来院、腫瘍マーカー癌検診
2016.12.08 φ15mmの前回の直ぐ横に出来た再発腫瘤を摘出

2018. 5.23 経過良好のため、ふるさとの近くの病院でHER2の特効薬であるハーセプチンのみ、DIV中である。 もうしばらくして、その後の経過をプロットします。 乞うご期待。

千日目は、NSEは超々早期まで下がっていました。

彼女の場合、発癌ウイルスの単位数を調べてみると、

サイトメガロウイルス由来の乳癌ですね。

完治後に2度と癌の発症を引き起こさないためには、発癌ウイルスを減らす必要があり、最近サイトメガロウイルスを他の患者様で陰性化するのに初めて成功しました。 HHV-6とEBVにも挑戦するつもりです。

Q: 腫瘍マーカー癌検診では、どうして超早期・超々早期で見つかるのですか?

A: とても優れた質問ですね!!

実は、腫瘍マーカーは、殆どが蛋白質です。 例えば CEA carcinoembryonic antigen も下記のようなアミノ線の配列を持った蛋白質です。

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腫瘍マーカーの遺伝子を発現 ”する” か ”しない” か、は、癌細胞が発現のスイッチを ON にしているか、OFFにしているかで、決まります。 それ故、消化器癌等の場合は、超々早期で、ONの場合は、超早期でもON、早期でもON、初期でもON、中期でもON、末期でもONと成ります。 外からひとが『早期癌に成ったらONするようにしなさい!』と言ったからONにする訳でわありません。

このようなメカニズムが判っていますと、感度を上げて、殆どブレが無ければ、超早期、超々早期でも癌が居るなと推理出来る訳です。

日本には、世界に先駆けて、最先端の技術がありますので、超早期、超々早期で見つけ出し、得意の基本免疫で先ずやっつけ、囲い込みでやっつけ、血栓塞栓療法でやっつける事が出来ることになります。

正常値の上限を100としますと、0~39: 真の正常値、40~59: グレーゾーン