Q: 急性頻拍症の治療はどうしたらよいのでしょうか?

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A: 頻拍症の原因にはいくつかあります。
日常的に最も多いのが、頻拍症を引き起こす食品を摂取している場合。
1)    濃いお茶・濃いコーヒーの摂取過多
本人は、心臓がドキドキすると訴えます。 この場合、お茶やコーヒーの中に含まれているカフェインの摂取過多によるものです。
対処方法は、果物のジュース系では無く、白湯または、水系のドリンクを飲んで下さい。 炭酸飲料のサイダーやコーラでもOKです。

2)    アクエリアスやDAKARAやポカリスエット等のスポーツドリンクばかり、自動販売機、やスーパーマーケットで買って飲んでいた。
本人は、心臓がドキドキすると訴えます。 この場合、スポーツドリンクの中に入っているカリウムイオン(K+) が原因です。
対処方法は、果物のジュース系では無く、白湯または、水系のドリンクを飲んで下さい。 炭酸飲料のサイダーやコーラでもOKです。
3)    医療現場の場合
外来では、上記1) 2) 以外の場合、最近急に体重が増加したの訴えの場合、
腹部臓器の体内脂肪が原因です。 脂肪が心臓を押し上げて、曲げられた心臓が怒って不整脈を引き起こしているのが原因です。
対処方法は、脂肪取りの点滴を行いましょう。
マグネシウムチトレートとマンガネースを服用して頂き、
5%TZ 250~500ml + パンテニール0.1A + ジアイナミックス1AをDIVします。
またMCFANで血液がドロドロの場合
生食100ml + エダラボン 1A のDIV
また、血小板が増加してドロドロの場合、
生食100ml + グルドパ 1 V のDIVを行いましょう。
4)    ECGにて急性上室性頻拍症の場合(心室性期外収縮が混入していても可)
5 % TZ 50ml (100ml を減じて50mlにする。) +
ワソラン(5mg) 1A + ジギラノゲン注0.4mg
を20分でDIV

 

5) 脱水症の場合
主に水分が不足して頻脈を引き起こしています。 少し塩分も追加します。
5 % TZ 500ml + 生食 20ml  のDIV
良くなりましたね。 良かったですね!!

下痢が続いている時の脱水症
ナトリウムとカリウムが低下してきていますので、栄養補給も兼ねて、
ビーフリードをDIVします。
ゆっくりDIVしますと、ナトリウムやカリウムの下痢による喪失に間に合わない事が多いので、出来るだけ早く500ml/45~60分で行います。 下痢の程度でを行います。