A: 御承知の如く、胆管癌は、胆汁が通る管で、大変治療が難し所です。 桶狭間の戦いで信長隊が今川義元軍に勝った。 大部隊でも 細い通路に入り込むと、少数精鋭の部隊に敗北してしまいます。
_逆に、癌細胞が、攻撃しにくい細い胆管に出来ますと、大群を率いた免疫細胞群でも、やっつける事が困難と成ります。 それ故、原発胆管癌領域を切除し、転移する胆管癌は、白血球に追跡させて、抗体で認識させた癌細胞をアポトーシスに誘導、癌細胞死を起こすと同時に、繊維芽細胞とコラーゲン繊維で囲い込み栄養と増殖因子を絶ち、囲い込みにて死滅化させます。 いわゆる、大海(肝臓、腹膜、リンパ節、肺、骨)へと転移したら、白血球軍と繊維芽細胞群で撃破するという段取りで行っています。 本人は元気で、新生児のお孫さんの世話をしています。
サイトメガロウイルス由来の胆管癌で、CA19-9 > AFP > HER2 > Span I が上昇する Type でした。今後は基本免疫療法と1倍速の囲い込みと丸山ワクチンを行いながら、発癌ウイルス減少化作戦を行っております。
組織構築の制御技術を使えば、沢山の城攻めの方法が考えられて来ます。 総合病院で診断された症例1では、基本免疫療法、囲い込み療法、血栓塞栓療法を使いました。 それから、治りかけたら、原因の発癌ウイルス減少化作戦を行って行く事に成ります。
肝・胆管・胆嚢・膵臓の左上図は、1)より引用。
また、たまたま症例2は、PSAが上昇する、胆管癌の症例で、PSA発現癌細胞の治療を行いましたら、ドンドン縮小し、PSAが下がって、治ったのでは、と思っているところです。
ここで、重要な事は、いかなる癌であっても、最低限『 腫瘍マーカー癌検診24種 』をやっていると、簡単に治る癌を見逃さなくなります。、、と言う事です。
Reference
1) いつでも元気 2012.12 No.254、特集2 胆管がん 早期診断が難しく、治りにくい病気、阿南 陽二 https://www.min-iren.gr.jp/?p=7500