Q: 人の発癌ウィルスのメカニズムを教えて下さい。

A: 日本人の発癌ウィルスで最も多いのが、
1) EBウィルスが一番多いのではないでしょうか。
2) サイトメガロウィルスが二番目で
3) HHV-6 が三番目でしょうかね。EBウィルスは、悪性リンパ腫、ホジキンリンパ腫、バーキットlymphoma の原因として知られています。
サイトメガロウィルスとHHV-6 とEBウィルスは、慢性倦怠感症候群の原因としても知られています。

では、何故これらのウィルスが、発癌を引き起こすのでしょうか?

メカニズムは下記のごとくです。
風邪の咳のしぶきや痰やキスや性交時の分泌物によって伝搬している可能性が考えられます。体内に入ってしまうと、先ず口蓋(扁桃) のリンパ球に感染し、リンパ球内でウィルスが増殖、
風邪の症状、鼻水、熱、咳、痰を出します。
長引くと、リンパ球の遺伝子の中に入り込んでしまいます。 例えば10000個の細胞に入り込むと、毎日10000個のウィルスを産生する事に成り、1000匹に1匹が次の細胞に感染し、その細胞の遺伝子に入り込むのに成功します。

たまたま、遺伝子の増殖因子の発現に関する領域(プロモーター)に入り込むと癌が発症することになります。

それ故、長期にわたって口腔内のリンパ節にウィルスが居続けると、消化管を伝って流れ下り、食道、胃、大腸、時には、リンバ管を伝って伝搬し、甲状腺、乳房へ、また、12指腸乳頭より、胆管膵管をさかのぼり、肝臓、膵臓へ、また血管を流れて、腎臓等に入り込みます。 そうすると、いつの日か、各々の臓器の細胞の遺伝子の増殖に関係した領域に入り込む事に成り、癌が発症します。 末期癌では殆どの場合、三種類のウィルス全てが、体内に入り込んでいる事が多く、いわゆる癌体質となって居る訳です。

EBV-VCA-IgG(EIA) は 7.5 以上
HHV-6 は 80 倍以上
CMV(サイトメガメウィルス)(EIA) の場合は 25 以上が危険領域です。

さくらクリニック博多では、癌が、取り敢えず、治ったら、せっせとウィルスの追い出しにかかります。 癌が起きない体質、免疫で消滅させてしまう事が出来るレベルまで、減らして行ってます。 遺伝子内に入り込んだウィルスをやっつける訳ですね。これは今のところ、長期戦になりますが、実際の治療費は、安いです。
この段階で大切な事は、細胞内でウイルスが再増殖してしまう状況を作らないようにする事です。 治ったからと思い込みマスクをしなくなり、その時、何らかの感染症等による炎症が発生しますと、炎症刺激でウィルスが再び増殖してしまうからです。

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